hnakamur’s blog

ものすごい勢いで忘れる私のために未整理でもいいからとりあえずメモ

2009-08-20

既存のKVMのゲストOSイメージをlibvirtに登録

手順

既存のKVMのゲストOSイメージをlibvirtに登録するのは、通常の手順としては用意されていないそうです。インストールに見せかけて即座に失敗するがエントリは作られるという方法で実現します。

ここでも--os-variant=centos5を試してみたのですがやはりエラーになってしまいました。

$ sudo virt-install -n vm10 -r 512 --vcpus=1 -f vm10.qcow2 -s 12 \
> --os-type linux --accelerate --network=bridge:br0 --hvm -c /dev/null --nographics -m 52:54:00:12:34:56 --os-variant=centos5
ERROR    OS variant 'centos5; does not exist in our dictionary for OS type 'linux'
Traceback (most recent call last):
  File "/usr/bin/virt-install", line 709, in 
    main()
  File "/usr/bin/virt-install", line 590, in main
    guest.set_os_variant(options.os_variant)
  File "/usr/lib/python2.6/dist-packages/virtinst/Guest.py", line 683, in set_os_variant
    {'var' : val, 'ty' : self._os_type}
ValueError: OS variant 'centos5; does not exist in our dictionary for OS type 'linux'

--os-variantをつけずに実行するとOKでした。

$ sudo virt-install -n vm10 -r 512 --vcpus=1 -f vm10.qcow2 -s 12 \
> --os-type linux --accelerate --network=bridge:br0 --hvm -c /dev/null --nographics -m 52:54:00:12:34:56

ここで別の端末でpsでプロセスIDを調べてkill -9します。

$ sudo virsh
virsh # destroy vm10
virsh # quit

-mで指定するMACアドレスは、一旦VMを起動してifconfigで調べておいたものです。virt-installの前にはシャットダウンしておきます。

man virt-installによるとXenの場合'00:16:3e'で始まる必要があり、QEMUの場合'54:52:00''52:54:00'で始まる必要があるそうです(2011-11-25追記: MACアドレスの値が間違っていました。タイプではなくコピペすべき>自分。←実はマニュアルが修正されていたようです。Bug 620838 – mistype in virt-install manpage - 54:52 should be 52:54)。 -mを指定しないとvirt-installがランダムに生成した値になりました(確か'00:16:3e'で始まっていました)。

この後確認すると/etc/libvirt/qemu/vm10.xmlという設定ファイルが作られていました。

参考にしたページ

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