hnakamur’s blog

ものすごい勢いで忘れる私のために未整理でもいいからとりあえずメモ

2009-12-26

Windows 7環境でEmacs 23.1をセットアップ

GNU Emacs on Windowsを参考にしました。

ユーザー環境変数HOMEを%HOMEDRIVE%%HOMEPATH%として設定して、~/.emacs.d/init.el (.init.elでは読み込まれないようでした)を以下の内容で作成しました。

;; Don't display start-page
(setq inhibit-startup-message t)

;; Hide menu-bar
(tool-bar-mode -1)

;; Window configuration
(if window-system (progn
  (setq initial-frame-alist '((width . 80) (height . 42) (top . 0) (left .
200)))
))

2009-12-19

UL80AGのリカバリー方法

2組のリカバリーディスク

UL80AGでは初めて使うときにリカバリーのDVDを作成するよう促されます。これで作成したリカバリーディスクと付属のリカバリーディスクでそれぞれリカバリーして違いを調べてみました。

ちなみに、後からリカバリーディスクを作る場合は [スタートメニュー]→[すべてのプログラム]→[ASUS Utility]→[AI Recover Burner] でいけるようです。空のDVDが4枚必要と言われますが実際には3枚ですみました (たぶんMS-Officeプリインストールモデルだと4枚なのでしょう)。

作成したリカバリーディスクを使ってリカバリー

作成したリカバリーディスクで起動するとリカバリーが始まります。メディア交換指示に従って2枚目、3枚目を入れていきます。3枚目が読み終わるとここまでの所要時間が表示されます(約30分でした)。

次に"ASUS Preload Wizard"というダイアログが表示されます。ドロップダウンで[Japanese (日本語)]を選択し[次へ]を押します。

[Recovery WizardはASUS製ノートパソコン専用です。…]の画面が表示されたら[次へ]を押します。

次は「以下のオプションから1つ選択」の画面です。選択肢は以下の3つ。

  • HDDの1つめのパーティションに対して、Windowsリカバリーを実施します。

    既存のパーティションテーブルの1つめのパーティションにWindowsをリカバーします。

  • HDDを新たに1パーティションで管理し、Windowsリカバリーを実施します。

    一旦パーティションを全て削除し、ハードディスク全体をCドライブにしてそこにWindowsをリカバーします。

  • HDDを新たに2パーティションで管理し、Windowsリカバリーを実施します。

    一旦パーティションを全て削除し、ハードディスクの60%をCドライブ、40%をDドライブとしCドライブにWindowsをリカバーします。

なお、実際にはどの選択肢を選んでもFAT32の隠しパーティションが1つ作られてそこにリカバーメディアのイメージが格納されます。上でいう「1つめ」や「全体」はこの隠しパーティションを除いた話です。3つの選択肢について UL80 Series User’s Manual for English Edition(E4873) (ASUSTeK Computer Inc. UL80Agからダウンロードできます) p.15 に説明があります(隠しパーティションについては触れられていません)。

[これによりプリインストールされたアプリケーションを工場出荷時の状態に戻すことができます。…]の画面では[次へ]を押します。

[今すぐリカバリーを実行しますか? 「終了」をクリックし、リカバリーを実行します。]の画面では[終了]を押します。するとリカバリーが始まります。

[Recovery finish. Press OK to shutdown your system.]の画面が表示されたら[OK]を押すと電源が落ちます。

電源スイッチを押して起動すると、Windowsの初回起動時の設定が始まりますので、ユーザー名やパスワードなどを適宜設定します。

一通り設定が終わると、ASUSのCM動画(数十秒程度)が再生されます。

それが終わると、[ウイスルバスター 2010]というダイアログが表示されています。[同意して有効にする]を押すとお試し版が使えるようです。が、私はavast! Home Editionを使うので、[後で有効にする]を押して閉じます。

閉じると[AI Recovery Remind]画面があり[工場出荷時の状態のWindowsのコピーが作成されていません。…]と言われていますが、作成済みなので[Windowsの起動時に表示しない]チェックボックスにチェックをつけて右上の×ボタンを押して閉じます。

付属のリカバリーディスクを使ってリカバリー

付属の3枚のメディア

  • (a) "Windows 7 Recovery Media for Windows 7 Products"
  • (b) "Driver&Utility Ver 1.0"
  • (c) "CyberLink Power2Go 6.0"

でリカバーしてみました。 (もう一枚の"Adobe Reader Ver 8.0"というメディアは不要です。 "Driver&Utility Ver 1.0"にAdobe Reader 9が入っているので。)

  1. (a)で起動して途中でメディア交換指示が出たら(b)を入れます。

    (a)で起動したらパーティション構成をどうするかの3つの選択肢(上記のものと同じ)が提示されます。

  2. 再起動後(b)のSETUPを実行してドライバとユーティリティソフトを入れます。
  3. (c)でPower2Goをインストール。
  4. 1.が終わってから起動する度に[システム準備ツール 3.14]というダイアログが表示されます。  ダイアログの中身はこんな感じ。
    • [システムクリーンアップアクション]ドロップダウン
      • システムのOOBE (Out-of-Box Experience) に入る (←デフォルト選択)
      • システム監査モードに入る
    • [一般化する]チェックボックス
    • [シャットダウン オプション]ドロップダウン
      • シャットダウン
      • 再起動 (←デフォルト選択)
      • 終了

    デフォルト状態で[OK]を押すと、ユーザ名/パスワードなどの初期設定が始まります。

リカバリーディスクを作成した場合と比べると以下の点が違いました。

  • 初回設定後の動画が再生されない。
  • スタートメニューにASUSフォルダがない。

    作成したリカバリーディスクでリカバーした場合はここに"Asus WebStorage"がインストールされていました。ASUS WebStorage からダウンロードしてインストールすれば同じように使えるかもしれません。が、試していないので不明です。

  • ウィルスバスター 2010のお試し版が入らない。

    必要ならウイルスバスター2010 30日無料体験版からダウンロードできます。

  • Adobe Reader 9が英語版になっている。

    日本語版にしたい場合は、英語版をアンインストールしてAdobe - Reader 9から日本語版をダウンロード、インストールします。

他にも違いがあるかもしれませんが、気づいたのは以上です。

ASUS UL80AGを購入しました

UL20Aと悩みましたがUL80AGにしました

当初UL20Aを買おうかと思っていたのですが、Amazonの20%引き47,840円を目の当たりにしながら躊躇してたらあっという間に20%引きが終わってしまいました。他の店で買うか悩んだのですが結局AmazonでUL80AGを買いました。2kgなら持ち運びもできるし、Linuxのインストールとかでは光学ドライブがあるほうが楽だし。あと、BUFFALOの増設メモリ PC2-6400 (DDR2-800) 2GB D2/N800-2G/Eもあわせて買いました。

入っていたパーツのメモ

ハードディスク
Seagate Momentus 5400.6 320G ST9320325AS
メモリ
hynix 2GB 2Rx8 PC2-6400S-666-12
無線LAN
Atheros AR9285

2chによるとRealtek RTL8191SE Wireless LAN 802.11n PCI-E NICの場合もあるらしいです(UL20AかUL80AGかはわかりませんが)。

タッチパッド
ELAN PS/2 Port Smart-Pad

ドライバ/ユーティリティ/マニュアルのダウンロードページ

ASUSTeK Computer Inc. UL80Ag

起動オプション

ESC
ブートメディア選択
F2
BIOSメニュー

詳しくは UL80 Series User's Manual for English Edition 参照。 上記のダウンロードページにあります。

2009-12-14

KVMでシリアルコンソールからCentOS 5.4をインストール

CentOS 5.4のホストにvnc+sshトンネリングで接続してkvmでCentOS 5.4をゲストとしてインストールのように苦労しなくても、シリアルコンソールでインストールする手順がCentOS 5.4でKVMを試してみた。 〜 コンソール編 〜 - 理想未来はどうなった?で紹介されていました。

ただ、--os-variant=virtio26を指定するとinternal error unsupported disk type 'vda'などというエラーが出たのでこれは外しました。というわけで以下のコマンドでインストール。

# virt-install --connect qemu:///system -n vm01 -r 512 --vcpus=1 \
 --disk path=/var/lib/libvirt/images/vm01.img,size=10 \
 --os-type linux --accelerate \
 --network network:default \
 --location='http://ftp.riken.jp/Linux/centos/5.4/os/i386' \
 --extra-args='console=tty0 console=ttyS0,115200n8'

CentOS 5.4のホストにvnc+sshトンネリングで接続してkvmでCentOS 5.4をゲストとしてインストール

HowTos/KVM - CentOS Wikiは古いとのことですが、それなりに参考にしました。

# yum install kvm kmod-kvm qemu virt-manager
# groupadd kvm
# usermod -G kvm -a yourusername

ここで一旦リブート。

# reboot

再起動後以下のようにしてインストーラを実行。-cursesオプションは使えないようなので-vncオプションを使ってVNCを使います。

# qemu-img create -f qcow2 vm1.img 10G
# wget http://ftp.riken.jp/Linux/centos/5.4/isos/i386/CentOS-5.4-i386-netinstall.iso
# qemu-kvm -hda vm1.img -cdrom CentOS-5.4-i386-netinstall.iso -m 512 -boot d -vnc :1

私はMacBookからリモートのホストOSにsshでつないで作業していたので、JollysFastVNCというソフトを使い、"Security Type"を"SSH"にして、"SSH Options"を"-L 5901:localhost:5901 yourremotehostname"のように設定してSSHトンネリングで接続しました。なお、JollysFastVNCはalpha版のせいか表示が更新されないことがよくあるので、TABなどを押すか、一旦ウィンドウを閉じて繋ぎ直したりしてしのぎます。

VNCでつながったら、Linuxのブート画面になっているのでlinux textリターンと入力してテキストモードでインストールします。

"Hostname Configuration"の画面では"manually"にしてvm1などとホスト名を入力します。

あとはhnakamur’s blog: CentOSのネットワークインストールの「libvirtに登録」と同様にしてlibvirtに登録します。

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