hnakamur’s blog

ものすごい勢いで忘れる私のために未整理でもいいからとりあえずメモ

2011-05-21

SL6でp7zipをソースからビルド

sudo yum install wget make gcc-c++
wget http://sourceforge.net/projects/p7zip/files/p7zip/9.20.1/p7zip_9.20.1_src_all.tar.bz2/download
tar jxf p7zip_9.20.1_src_all.tar.bz2
cd p7zip_9.20.1
cp makefile.linux_amd64_asm makefile.linux
make all_test
sudo make install

上記はx86_64環境用です。手順の詳細についてはp7zip_9.20.1_src_all.tar.bz2のREADMEを参照。

NEC Express5800/S70タイプRBにScientific Linux 6.0をインストール

NEC Express5800/S70タイプRBにScientific Linux 6.0を最小構成でインストールしたときのメモです。


参考:Scientific Linux - Installing SL6


そろそろRHEL6にも慣れておきたいところですが、Linux Daily Topics:2011年5月17日 CentOS 6.0は本当にリリースされるのか?─メイン開発者の離脱が意味するメッセージ|gihyo.jp … 技術評論社によるとRHEL6クローンとしてはScientific Linux 6.0が有望そうなので試すことにしました。


インストーラをCD-Rに焼く

SL-60-x86_64-2011-03-03-boot.isoをダウンロードしてCD-Rに焼きます。Windows 7だとエクスプローラでISOファイルを選択してポップアップメニューの[ディスク イメージの書き込み]でOK。


CD-Rでブート

CD-Rからブートしてインストーラを実行します。テキストモードだとネットワーク設定やインストールするパッケージ選択が出来ないので、グラフィカルモードにします。グラフィカルモードでもキーボードだけで操作可能です。


インストール方法の選択

Scientific Linux - Installation Method画面では[URL]を選択し、ftp://ftp.riken.jp/Linux/scientific/6.0/x86_64/os/と入力します。この時点ではキーボードが英語配列として認識されています。:はSHIFT+;、_はSHIFT+-で入力します。


ネットワーク設定

最小構成だとDHCPクライアントがインストールされないので固定IPの設定を行う必要があります(サーバーなのでどのみち固定IPにするわけですが)。

Scientific Linux - Hostname and Network画面では[Configure Network]ボタンを押し、以下のように設定します。各IPアドレスとネットマスクは実際の環境に合わせて設定してください。

[Network Connections]画面
[Wired]タブに移動。

[Configure Network]画面
[IPv4 Settings]タブ
Method: Manual
Address: 192.168.11.103
Netmask: 24
Gateway: 192.168.11.1
DNS servers: 192.168.11.1

[IPv6 Settings]タブ
Method: Ignore

IPv6はとりあえず使わないので無効にしようとして上記の設定にしていますが、これが正しい方法かは不明です。今後調査予定。


インストールタイプとパッケージ選択

Scientific Linux - Installation Type画面では画面上部のリストでMinimalを選択し、画面下部のCustomize Nowラジオボタンを選択して[Next]ボタンを押します。

Scientific Linux - Package Group Selection画面では全てのチェックを外して[Next]ボタンを押します。


参考:生成されたネットワーク設定ファイル


/etc/sysconfig/network

NETWORKING=yes
HOSTNAME=sunshine103
GATEWAY=192.168.11.1

/etc/sysconfig/network/ifcfg-eth0

DEVICE="eth0"
BOOTPROTO=none
IPV6INIT=no
IPV6_AUTOCONF="yes"
NM_CONTROLLED="yes"
ONBOOT="yes"
HWADDR=XX:XX:XX:XX:XX:XX
TYPE=Ethernet
IPADDR=192.168.11.103
PREFIX=24
GATEWAY=192.168.11.1
DNS1=192.168.11.1
DEFROUTE=yes
IPV4_FAILURE_FATAL=yes
NAME="System eth0"
UUID=xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx

IPADDRUUIDの値は伏せています。


インストール時にネットワーク設定を忘れた場合は、インストール完了してリブート後に上記のようにファイルを書き換えて(UUIDは不要)以下のコマンドを実行すればOKです。

service network restart

各設定項目については8.2. Interface Configuration Filesを参照。

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